おかずは2時の方向だよ ~5年生アイマスク給食体験&点字体験~
5年生が、「福祉」の学習をしています。6月14日のアイマスク体験(歩行)に続き、「アイマスク給食体験」と岐阜盲学校の先生を招いて「点字体験」を行いました。
アイマスクをした児童のとなりの子が声でどこに何があるのか伝えます。「おかずは2時の方向だよ」と時計の針の位置でおかずのある場所を伝えますが、なかなかうまく食べることができません。目が不自由な方が食事をするときの気持ちを体験的に学びました。
給食の後、午後の授業では、岐阜盲学校の山崎先生(ご自身も目が不自由な方です)を招いてお話を聞きました。子どもたちは目が不自由なことは不便だと感じていましたが、山崎先生のお話を聞いて、私たちと何も変わらないことを学び、驚いていました。初めての教室を白状を使って自由に歩かれたり、スマホを音声検索する早さにびっくりしました。お話の後、山崎先生から点字の基礎を教えてもらい、自分の名前を点字でうちました。点字紙を山崎先生に渡し、自分の名前を正しく読んでもらうと、子どもたちも思わずにっこり!
子どもたちは、アイマスク給食体験と点字体験から、障害のある方の気持ちにより添うことが何よりも大切であると学びました。この5年生の学習はマスコミにも取り上げられました。新聞社3社、放送局2社が取材に訪れ、テレビでも放映されました。
∇新聞記事より