キャリア教育 消防士さんの生き方から

 

6年生の総合的な学習の時間に、校区にお住まいの消防士の方をお招きしました。

「なぜ消防士という仕事を選んだのか。」「消防士とはどのような仕事なのか。」子どもたちも真剣に聞き入ります。仕事を通して地域に貢献できること。育ててもらった地域に恩返しができる仕事。消防士の仕事の「やりがい」を教えてもらいました。

実際に消防士さんの装備を身に着ける体験もしました。火災現場で活動するときの防火衣。ヘルメットをかぶるとかなり重さを感じます。

また、現場でガスを吸わないように身につけるボンベや面体も体験させてもらいました。こちらもずっしりと重さを感じます。

また、救護者を運ぶためのバックボートを使って、救助体験も行いました。

バックボートに救助者を乗せ、7人で支えます。

タイミングを合わせて持ち上げます。

体験の後は、消防隊の訓練を実演して見せてくださいました。体育館のギャラリーに逃げ遅れた先生がいます。

消防隊が駆けつけ、あっという間にはしごを伸ばして立てかけます。先生は無事に救助されました。

人の命や財産を守る消防士の仕事は、簡単ではありません。日々、同じ目標に向かって鍛錬・訓練に励んでいるそうです。チーム一丸となってがんばることが大切だと教えてくださいました。

今回、消防士さんのお話を聞き、訓練の実演を見て、「将来は自分も消防士になりたい。」と思った子もあったそうです。いろんな仕事について知り、自分の可能性を広げられることはとても良い学びですね。