社会科の授業 「開国しますか?」

 

6年生の社会科です。歴史の学習をしています。この日の授業は幕末の頃、黒船がやってきて開国をせまられます。「あなたが幕府の一員ならば、開国するか、鎖国を続けるか考えよう」という課題です。

幕府の一員の立場で考えます。開国するという子、鎖国を続けるという子、迷ってどちらも選べない子に分かれました。自分の考えや、迷ってしまう理由をノートに書きます。資料集を手がかりに考えている子もいます。

自分の考えが書けたら、タブレットで撮影し画像を共有します。

共有した画像を開いて、同じ立場の仲間のノートを読み合います。「自分と似ているな。」「そんな考え方もいいな。」気付いたこともノートに書き足します。

考えづくりができたら、意見交流です。

自分の立場を明らかにしながら、考えを発表します。

いろんな考えが出されて、話し合いも深まってきました。その時、先生から、視点を変える発問がありました。「実は、開国をせまられた幕府は…。」

幕府が、大名に意見を求めた事実から、その頃の幕府の力がどうだったのかという視点を加えたことで考えが深まったようです。この時間は、話し合った感想でまとめを書いていました。