連れ去り防止教室

 

7月1日は「国民安全の日」です。稲西小では国民安全の日の前後で、低学年対象の「連れ去り防止教室」と「命を守る訓練(シェイクアウト)」を実施します。

6月30日(水)は、岐阜県警より「たんぽぽ班」の皆さんをお招きし、1・2年対象に「連れ去り防止教室」を行いました。

「たんぽぽ班」の皆さんからは、安全に過ごすための5つの約束「セーフティファイブ」と、「パワーアップ3」、「2つのわざ」を教えていただきました。自分を守る大切なお話なので、子どもたちも興味をもって聞いています。

「セーフティファイブ」では、不審者が声をかけにくいように複数で過ごすことや、声をかけられたときにどうするか、出かけるときにはおうちの人に行き先と帰る時刻を話すようにすることを教わりました。

「パワーアップ3」では、防犯ブザーやホイッスルの使い方。命を守る距離のとり方。こども110番の家や事業所など、いざというときに助けを求めるとよい場所について学びました。

「2つのわざ」では、「だるまさんがころんだ」と「おにごっこでにげる」と題して、しっかりとした足取りでキビキビ歩くと声をかけられにくいことや、もし誰かにつきまとわれてるように感じたら後ろを「だるまさんがころんだ」の要領で確かめること。後を追われたら、ブザーを鳴らしカバンを投げ捨て、「おにごっこ」のように逃げることを学びました。

だるまさんがころんだをマネしました。

連れ去り防止教室のまとめで、教わったことを1年生の先生が実際にやってみせました。とても上手にできたので、子どもたちから自然に拍手がわきました。

子どもたちからは、「あぶないと思ったら、大声をだしてにげられるようにしたい」「教えてもらったことをできるようにしたい」など、感想がありました。

夏休みも近づいてきています。連れ去り防止だけでなく交通事故や水難事故にもあわないよう、ご家庭でも安全に過ごすにはどうするとよいか話題にしてみてください。