3月11日 東日本大震災から11年

 

今年も3月11日がやってきました。6年生から引き継いだ5年生の旗当番が、半旗をを掲げました。

東日本大震災から11年。ちょうど、旗当番をしてくれた5年生の子たちまでが生まれていたことになります。6年生の子であっても、赤ちゃんだったので、あの揺れを覚えている子はいないでしょう。

お昼の放送で11年前の震災の出来事を紹介し、給食が当たり前に食べられることに感謝しましょうとアナウンサーが話してくれました。校長先生からも、東日本大震災についてのお話がありました。どんな大きさの地震で、どんな被害が起こって、どれだけの人が亡くなって、今なお行方不明の人がいて…。

小学生の子どもたちは、東日本大震災を知らない世代になっていきます。だからこそ震災の教訓は引き継がなくてはいけません。毎年、3月11日を節目とし、2011年に起きた出来事を語り継ぐことが大切です。

子どもたちは、今日も元気よく過ごしています。体育の時間は6年生が外でサッカーをしていました。

昼休みには、思い思いに楽しく過ごしています。大きくブランコをこいだり、

鉄棒にぶら下がったり、

すべり台をすべったり、

写真を撮っていることに気がつくと、とびきりの笑顔で手を振ったり、

こんな穏やかで当たり前な日常が、とても愛おしく感じられます。

午後2寺46分、全校で黙祷を捧げました。

体験していなくても、知っていなくてはいけないことがある。これからも、毎年3月11日は東日本大震災について語り継ぎ、いつどこで起こるか分からない地震の怖さ、備えることの大切さ、当たり前の日常に対する感謝を感じる日なるでしょう。