福祉の学習

 

4年生の「総合的な学習の時間」のテーマは「福祉」です。

5月21日(金)、社会福祉協議会から先生を招いて福祉の学習をしました。

まず、みんなが幸せを感じるときについて交流です。

「好きな本を読んでいるとき」「家族とおいしいものを食べたとき」

「友だちと楽しく遊んでいるとき」「家族にありがとうって言われたとき」

幸せを感じるときは、様々です。

社会福祉協議会の先生が、大人に聞いた「幸せをかんじるとき」の調査結果を教えてくれました。

4年生の子どもたちの意見と似ているものも多くあり、興味津々の様子です。

自分一人だけのときじゃなく、誰かと関わっているときに幸せを感じることが多いようです。

次に、目を閉じて自分で60秒間カウントします。60秒たったと思ったら静かに座ります。

最初に座った子と最後に座った子までの間の時間の差は、なんと1分以上ありました。

時間の感じ方も、それぞれ違いがあることを確かめました。

価値観や感じ方には人それぞれ違いがあるし、それに良し悪しはないことを金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」を紹介して確認しました。

そして、「みんなちがってみんないい」のとおり、立場や境遇が違っても、みんなが幸せを願っているし、誰にもその権利があることを学びました。「みんなの幸せ考える」福祉学習の第1歩を踏み出しました。