あの日から10年…
2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生しました。あれから10年目を迎えた今日の学校の様子をお伝えします。
6年生から仕事を引き継いだ5年生が、毎朝「国旗・市旗・校旗」を揚げています。しかし、今日はいつものようにはいきません。弔意を表すために「半旗」を揚げます。担当した5年生も初めての経験です。子どもたちに寄り添いながら、タイムリーに作法を教えていきます。
一時間目の5年生社会科の授業をのぞいてみました。先日配布されたタブレットを使って、「東日本大震災」と「阪神淡路大震災」を比べながら、「東日本大震災が1000年に一度の巨大地震」と言われる理由を調べていました。
昼の放送の時間、放送委員が「10年前の3月11日に東日本大震災が起き、その被害が甚大であったこと」を全校に伝えました。また、帰りの会の最後に全校児童・教職員が黙とうを捧げました。
稲西っ子たちの記憶にはない「東日本大震災」ですが、決して忘れてはいけない日として語り継いでいく義務が私たちにはあります。東日本大震災の被害の大きさを伝え、東海地震・東南海地震が起きた時にどうすればよいのかを考えることが、今を生きる私たちにできることです。