9月の学校の様子(4年生福祉体験学習)
4年生が、福祉体験学習に取り組んでいます。総合的な学習の時間を利用して、各務原市社会福祉協議会の協力を得て年間を通して体験的に福祉を学びます。8月の「アイマスク体験」に続き、9月8日(火)には「点字体験」が行われました。
アイマスク体験では、ペアで「手引き体験」を行いました。目が不自由な方を目的地まで案内する体験学習です。手引きをする児童は、アイマスクをした児童の手を肩にのせて、状況や障害物を話しながら進みます。アイマスクをした児童は、目から情報が入らないことに戸惑いを感じていました。
点字は、目が不自由な方にとっては大切な情報伝達の手段です。私たちが書くことを点字で打ちます。写真のように、点字は上の行の右から左に打っていきます。(指先で触って読むときには、裏表逆になります。点字で打った「あ」を読むときには、右左が逆になっているということです。)
子どもたちは、自分の名前や住所を点字で打つ練習をしました。なかなか難しそうです。
このような体験を通して、福祉(ふだんのくらしをしあわせに)を学んでいきます。その根底にあるものは、相手のことを「思いやる」気持ちで、これは稲羽西小学校が先輩から引き継ぎながら大切にしているものです。