9月の学校の様子(防災週間)

 

9月1日は防災の日です。1923年9月1日、関東大震災が起きました。死者と行方不明者を合わせると10万5000人と言われる東京を中心に起きた未曽有の大災害です。激しい揺れと火災によって被害は大きくなりました。

現在では、8月30日から9月5日までを「防災週間」と定め、学校でも様々な防災についての取組が行われています。稲羽西小学校でも「教室や登下校中の危険なところをチェック」したり「シェイクアウト」を行いました。今回のシェイクアウトは、教室内で命を守る行動がとれることを目的に行いました。9月4日(金)午前8時20分、朝の会中に突然鳴り響く「緊急地震速報」。子どもたちは訓練を聞かされておらず、いきなり放送が入ります。『緊急地震速報、直ちに命を守る行動をとりなさい』…

その直後の2年生の教室と廊下の様子です。

教室の中では、誰もしゃべらず机の下にもぐり命を守る行動をとります。廊下では「ダンゴムシのポーズ」で命を守ります。上の写真の児童は、窓ガラスの方にお尻を向けて頭を安全な方向に向けながらダンゴムシのポーズをとっています。学校の危険な場所を学習したことが生かされています。こうした取組みの積み重ねが、「自分の命は自分で守る」ことにつながっているのです。