金次郎は、労働をしながら、わずかな間にも勉強をしました。そこで生まれたのが、歩きながら読書をする有名な彼の姿です。勤労と勤勉のシンボルとして学校に置かれるようになりました。金治郎はいつも、「あいさつ」「そうじ」「思いやり」を大切にする稲西っ子を優しく見まもっています。
二宮金次郎がいる学校
稲羽西小学校は、たくさんの花が植えられており、心が穏やかになります。特に登下校で子どもたちが通る場所には多くの花が咲いています。
中庭には、立派な桜の木があり、その美しい様子は南舎からも北舎からも見ることができます。こんなに美しい環境に恵まれた学校で生活できる子どもたちは、本当に幸せですね。
桜の木のとなりをよく見ると、二宮金次郎の石像があります。昔は、どこの小学校でも目にすることができましたが、現在では残されている学校が少なくなりました。その姿といえば、薪を背負って歩きながら本を読んでいるもの。家庭の手助けと学習の両立の奨励を表すものでした。