普段通っていても・・・ ~5年生アイマスク体験~

 

今日は午前中に2時間ずつを使って、5年生がアイマスク体験を行いました。実際にアイマスクをつけて校内を歩く、そしてその介助をする体験です。

これまで視覚障がいについて、盲導犬と生活している方の講話、盲学校の先生の講話、アイマスクをつけて給食を食べる体験など、学習を重ねてきました。

市の社会福祉協議会の細野さん、そして地域学習ボランティアの方や尾崎地区の社会福祉協議会の方々にもお手伝いいただき、安全面にも配慮しながら行いました。

細野さんからは、視覚障がいのある方がどんなことができるのか、また介助するときにはどうするとよいのかを考えることを課題とすることを提案していただきました。

ペアになって、アイマスクをつける、介助するの両方を体験します。普段何気なく通っている廊下や階段、1階の通路などを通りますが、腰が引けて「怖い!」と声が思わず出たり、ゆっくり足で探りながら進んだり。

また、家庭科室では、コンロに火を付けたり、お椀に水を入れたりすることも体験しました。コンロは、まず細野さんと教師が手本を見せました。

介助する方も、アイマスクをつけている方も、緊張しながらコンロの前に進みます。

点字ブロックの上を歩いたり、アイマスクをつけて一人で歩いたりすることも体験してみました。

目が見えないことの恐怖感、介助される・声をかけてもらうことで感じる安心感など、実際に体験してみることで改めてわかることもたくさんありました。

今回の体験で学んだことや気付いたことを、ぜひ今後の生活にいかしていきたいです。