みんなで協力して、「やってよかった」と思える宿泊研修にしよう~時間考動・思いやり~②(5年生)

 

2日目の朝。

身支度から毛布やシーツをたたむこと、自分の荷物の整理までどの部屋もスムーズにできたので、活動時間に余裕が生まれました。

そこで、午前中に行ったのは「シックスゲーム」です。当初は「ファイブゲーム」の予定でした。つまり、5つの遊びをするところを時間に余裕が生まれたため、「シックスゲーム」に変更して、仲間との遊びを思いきり楽しみました。シックスゲームが終わった後、「価値ある勝ちが大切だ。」と話す子もいて、「なんてすばらしい名言!」と、みんなでシックスゲームの感動を分かち合いました。仲間と協力すること、ルールを守るからこそ楽しいことを学んだ子供たち。所員の方からは、手作りの木のメダルもいただきました。

シックスゲームの後は、もう一度外に出て自然の中で遊びました。松ぼっくりにお花を素敵に飾って見せてくれる子もいました。自然の家で過ごした1日半は、自然の中で仲間と過ごす楽しさを体感できた素晴らしい時間となりました。そして、子供たちが生まれながらに持っている「センス・オブ・ワンダー」、つまり神秘さや不思議さに目を見はる感性を今後も大切にしたいと感じました。

2日目の午後からは岐阜新聞社に出かけ、新聞がどのようにつくられていくかを学びました。子供たちは疲れを見せることもなく、編集局や報道部の方の話をよく聞いてメモし、記者の方に思ったことを次々と質問していました。「取材では、公平に正しく書くこと。分かりやすく正しく伝えることを心がけている。昔から書くことは好きだったかも。」など、日頃心がけていらっしゃることを実際にお聞きすることができ、とてもいい勉強になりました。

宿泊研修のスローガンは、「みんなで協力して『やってよかった』と思える宿泊研修にしよう~時間考動・思いやり~」です。どう動くといいか。仲間のために何をすればよいのか。一人一人が自ら考えることで、学級全体として素晴らしい活動を生み出すことができました。

大きく成長した5年生。最高学年に向かっていく今後の活躍も楽しみです。