福祉の学習 ペルレちゃんがやってきた

 

4年生は福祉の学習をしています。これまでに、介助犬のサスケくん、盲導犬のバルちゃんが学校に来てくれました。今回は、地域に住んでいる奥村さんと愛犬のペルレちゃんを招いての学習です。

ペルレちゃんは、盲導犬として活躍していたそうです。犬としては高齢なこともあり、盲導犬を引退するタイミングで奥村さんの家にやってきました。

盲導犬になるためには、パピーウォーカーと呼ばれるお家で人間に慣れ、その後訓練士さんのところで様々な訓練をして盲導犬として目が不自由な方のもとに行きます。犬も人間と同じで、高齢になると足腰が弱くなったり、疲れやすくなったりします。また、目の見えにくくなることや耳が聞こえにくくなるのも同じです。そうなると、目が不自由なご主人を安全に誘導することが難しくなるので、引退しなくてはいけないそうです。

子どもたちは、奥村さんから盲導犬も引退しなくてはいけないときが来ることや、奥村さんの家に来た経緯を聞いて納得の様子です。たくさんの質問や感想がありました。

実は奥村さん、マジシャンとしての活動もされています。子どもたちにマジックも披露してくださいました。子どもたちは大喜びです。

福祉の学習はもちろんですが、地域の方から学んだり地域の方と触れ合ったりすることは、子どもたちにとってとても大切な経験です。