福祉の学習 ~高齢者疑似体験~

 

4年生が「総合的な学習の時間~福祉~」で、高齢者疑似体験を行いました。

今回も、社会福祉協議会から先生を招いての学習です。

高齢者を疑似体験するためには、いろいろな装備を身に着けます。その一つ一つには意味があります。

先生の説明とお手本を見ながら、体験の準備を進めます。

説明が終わったら、ペアで協力して装備を身に着けていきます。

準備ができたら、いよいよ体験です。装備を身に着けた子が高齢者の疑似体験。ペアの子は介助者を体験します。

足下が不安定なマットの上を歩きます。ひざが曲がりにくいので、歩きづらそうです。

階段は、もっと大変!思わず手すりに手が伸びます。「あと一段だよ。」介助者の声がかかります。」

テーブルの上には、指示が書かれた紙があります。ゴーグルをしているので、文字がうまく読めません。

ペットボトルに、クリップを3コ入れてください。指示に従って挑戦しますが、なかなかうまくいかない様子です。

体験を終えた子に感想を聞いてみました。

「とても歩きにくかった。特に階段の上り下りは一歩一歩だから時間がかかったよ。」

「字がとても読みにくかったし、クリップをつまむのが難しい。」

「お年寄りの大変さが少し分かった。自分にできることを考えたいな。」

みんなの幸せについて、また一つ考える学習になりました。