生きているってどういうこと?(6年生 命の授業)
岐阜保健所から講師をお招きして、6年生が命の授業を行いました。私たちは毎日、食べ物を食べたり、病気にかかった時には薬を飲んだりしますが、それは多くの動物たちの犠牲によって成り立っています。
講師の楓さんはこう語られました。「他の動物や植物・昆虫を食べることは、生きていくためには必要なこと。自然界では食物連鎖として普通に行われています。それを理解したうえで、感謝して食べ物を食べてほしい。」「薬も人が飲む前に、どれだけの動物で実験が繰り返されていることか…。私たちの命を守るために多くの動物が犠牲になっています。」
最後に、虎が絶滅の危機に瀕していることを訴えられました。理由はいくつかありますが、環境破壊や商品として売るための乱獲が主なものです。つまり、その原因を作っているのは私たち人間なのです。
6年生は、メモを取ったり質問したりしながら「生きること」「命の大切さ」について考えました。授業が終わった後、こんな会話が聞こえてきました。
「いただきますって、命をいただきますっていうことだったんだね。」
「なるほど。そういうことか !!」