「原爆ドームを残している答えが見つかった」 ~平和の折り鶴使節団に参加して~ 

 

夏休みに、6年生の児童代表 石黒さんが、市内の他校の代表児童と一緒に広島を訪問し、全校児童で折った平和の折り鶴を奉納してきました。今日は、その報告を、お昼の放送でしてくれました。

石黒さんは、小さい頃から原爆ドームをテレビで見るたびに、「なぜ建物を壊さずに残しているのか」と思っていたそうです。今回、広島を訪れたことで、その答えが見つかったと言っていました。

話の内容を紹介します。

「原爆の経験した河野さんの講話で、一番心に響いたのが『一人一人が日本の宝』という言葉だった。昔は簡単に人を戦争に

巻き込んで、多くの命が失われた。だから、この先の未来は全ての命を大切にして生きていってほしいという意味であると

話されていた。ぼくはこの言葉を一生忘れないと思う。

『これからも平和を保ち続けたい』『過去の出来事を忘れないでほしい』という先人の強い思いをぼくたちが引き継いで、

未来の世代にも伝えていかなければならない。

広島でのこの2日間は、ぼくたちが今どれだけ幸せな環境で生活できているかを改めて感じることができたし、命の尊さ

も学ぶことができた。今ある平和は当たり前ではないということ、命をつないでくれた先人がいて、今のぼくがいる。感

謝してこれからも生きていきたい。

これから先は、テレビに映る広島原爆ドームを、また特別な思いで見ることになると思う。」

「いま」を生きている私たちができることを考えていきたいです。

 

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