安全に乗ってね! ~3年生自転車教室~

 

子どもたちが自転車に乗って行動範囲を広げ始めるであろう3年生を対象に、毎年自転車教室を実施しています。自転車を使った体験は、残念ながらコロナ対策で見送りましたが、各務原市役所市長公室 まちづくり推進課から、山本様と黒田様にお越しいただき、講話を中心に教室を開催しました。

まずは、自転車に乗る前に行う自転車点検のポイントを、実際の自転車を使って教えていただきました。

ポイントは、「ぶ た は しゃ べる」です。ブレーキ、タイヤ、ハンドル、車体、ベル、どれも正常に働かなくては、命の危険があります。実際に動かしたり、手で触って確認したりして、異常がないかを確認することが大切です。

続いて、乗り方やルールを教えていただきました。質問も交えながらでしたので、児童も自分なりの予想や考えをもちながら、聞いていました。

自転車は軽車両で車の仲間です。「止まれ」などの標識を守ることも必要です。また、車と同じ車道を走ることが基本ですが、歩道を走ることも時には認められています。特に13歳未満の場合は、歩道を走ることができます。しかし、歩行者が優先ですので、人がいる時はベルを鳴らしてどいてもらうのではなく、自転車側が自転車から降りて引いて歩かなければなりません。

また、交差点や見通しがわるい場所など、必ず止まって、よく左右を確認してからゆっくり進むことが必要です。

3年生の子どもたちは、普段の生活から知っているのか、標識の意味やルールなど、正しく答えられる児童が何人もいました。また、メモを取りながら、一生懸命聞く姿もたくさんありました。

最後に、DVDで、実際に車の運転者からどう見えるのか、スピードによってブレーキをかけてから実際に止まるまでにどれぐらいの時間がかかるのかなど、学習しました。

自転車に乗っていることで、事故にあう危険性と事故を起こす危険性があることもわかりました。

ぜひ、今日学んだことを思い出しながら、安全に乗りましょうね。