盲導犬講話 ~5年生総合的な学習の時間~

 

昨日、5年生の総合の授業に、市内在住の藤田さんにお越しいただき、盲導犬講話をしていただきました。藤田さんは盲導犬と生活し始めて、18年以上たっています。

講話の前に、打ち合わせを行いました。そこには代表児童も同席して、お話をさせていただきました。点字のついた名刺も持ってきていただき、実際に触ってみました。

先週のアイマスク体験での学習を活かして、校長室と体育館の間の誘導を、この代表児童が行いました。自分たちの誘導がどうだったかの感想もお聞きしました。

講話では、盲導犬についてや、普段どんな生活をしていらっしゃるのか、どんな仕事をしていらっしゃるのかを話していただきました。

お話を聴いた後は、質問に答えていただきました。何度も質問して、進んで知ろうとする児童もいました。

後半は、藤田さんの仕事先から持ってきてくださった、視覚障がいのある方の生活を助ける・よりよくするためのさまざまな道具を自分たちでも実際に使ってみました。

盲学校で、使われている拡大教科書ももってきてくださっていました。自分たちが使っている教科書と同じ内容のものを使っていることに、驚いている児童もいました。

お話からも、道具の体験からも、「できない」ことばかりではなく「いろいろなことができる」「できるようにするために工夫されている」ことがいくつもあることがわかりました。しかし、まだまだ不便に感じていらっしゃることもあることも話していただきました。

だれもが暮らしやすくするために、自分たちができること、これからしたいことを考えることができました。