学年で育てる

 

6月28日の投稿で、5・6年生で行っている「教科担任制」について紹介させてもらいました。今回は、2年~4年で行っている交換授業の紹介です。1時間目、2年生の時間割は算数です。2年1組の教室を見てみると、2年2組の担任の先生が授業をしています。

同じ時間、となりの2年2組を見てみると…、やっぱり2年1組の担任の先生が授業をしています。

2時間目、4年生の時間割は社会です。4年1組を見てみると、4年2組の担任の先生が授業をしています。

4年2組を見てみると…、やっぱり4年1組の担任の先生が授業をしています。

2年生は、算数の学習で担任を入れ替えて授業を行っています。4年生は社会の学習で担任を入れ替えて授業を行っています。こうすることで、学年の先生が学年の子どもたちのことを理解しやすくなりますし、学年で協力して学年の子どもたちを育てて行くことにもつながります。そして、互いの学級のよいところを取り入れて、先生同士が学び合うことができます。

3年生は、算数の学習で3クラスを解体し、3クラスに分け直して学習しています。

こうすることにより、先生は学年の子どもたちをつかむことができますし、やはり学年で協力して学年の子どもたちを育てていくことになります。また、子どもたち自身もクラスの仲間とは違うメンバーと学習することで、学年の仲間を知り、仲間のよいところを学級に持ち帰る事ができます。

単元ごとに先生が替わるので、子どもたちはいろんな先生から学ぶことができます。子どもたちにとっていろんな先生と関わり、ほめられたり励まされたりすることはとてもよい刺激になります。

このように、稲羽西小学校では、学年の先生で学年の子どもたちを育てようと工夫しています。また、なかよし班活動や通学班指導は、全校職員で全校の子どもたちを育てることにつながっています。