シェイクアウト訓練実施

 

9月1日は防災の日。1923年(大正12年)9月1日 午前11時58分 マグニチュード7.9(推定)の大地震で被害が広がり、死者・行方不明者:約10万5,000人、特に火災による死者が多く、約9万1,000人と推定されています。東京市(当時)の約60%の家屋が焼失したのは、発生時刻が昼食の時間帯で、かまどや七輪に火を使っていた家庭が多く、また水道管の破裂により消火活動が困難になったことも要因だとか。地震の教訓を生かそうと、地震発生時に自分の命を守るための「安全確保行動」を身につけるための防災訓練(シェイクアウト訓練)を実施しました。世界中で実施されており、日本でも広く行われています。①まず低く(DROP)姿勢を低くして、転倒を防ぐ。②頭を守る(COVER)机の下などに隠れ、頭を保護する。③動かないHOLD ON)揺れが収まるまでその場でじっとする。この3つの行動を、地震発生の合図とともにその場で1分間実施するのが基本ですが、稲羽中生徒は、この基本に忠実にすばやく動き、机の下に潜ってその脚をぎゅっと握るなど、命を守る行動をとることができました。