2年生 愛のともしび事業
1月23日(木)6時間目に、zoomを用いて「愛のともしび事業~遠藤健治さんの生き方から学ぶ~」学習を行いました。愛のともしび事業とは、東日本大震災以降、各務原市小中校長会が各務原市医師会の協力を得て、先生や先輩たちが続けてきたボランティア活動や防災活動です。コロナ禍には、現地に出向くことができませんでしたので、zoomを用いて現地とつなぎました。本校でも、3年続いています。
講師は当時宮城県南三陸町の副町長だった遠藤健治さんです。遠藤さん自身も、遠藤さんのご家族も、遠藤さんの同僚も被災され、多くの方が亡くなられました。そのような悲しみやつらさをずっと続けて持たれながらも、生きる使命と考えられ、当時の復旧・復興へ尽力されたのはもちろん、復興が進んだ今でも、市のために尽力され、私たちにもこうしてお話ししてくださっています。
遠藤さんからは、東日本大震災について、副町長としてやってきたこと、困難に向かうために大切なことについてお話をいただきました。次に各学級代表者からの質疑応答がありました。家庭での防災について、つらいときの乗り越え方などについてお話を聞きました。
最後に、2年生全体に「困難や苦難に出逢っても、くじけず、あきらめず、支え合って乗り越えてほしい」「人や思い出や日常の日々を一瞬で奪う経験をした。いつ何が起きるかわからないので、一日一日を感謝し、大切に生きてほしい」とメッセージをいただきました。
遠藤さん、ありがとうございました。また、ご家庭でも遠藤さんの生き方のお話や防災について話題にしてください。