１２月３日に、２年生が職業体験学習を行いました。例年は、２日間かけて市内の事業所に出かけ、職場体験を行っていましたが、新型コロナウイルス感染症の関係で、２年連続で中止となりました。その代わりに、いくつかの企業や特色のある高校の学科を中学校にお招きし、中学校で職業の体験を行いました。

建築会社の大雄さんのエリアでは、家を建てる時の間取りの仕方を学びました。細かなピースを組み合わせて設計してみました。自衛隊さんからは、人命救助をするときに自分の体に巻いたり、物をロープで引っ張る時の結び方を学びました。絶対にはずれない結び方を知りました。

市立図書館の方からは、移動図書館を利用して、本の貸出方や整理の仕方など、司書の仕事を学びました。いつもなら借りる側ですが、貸す側の裏舞台を体験しました。消防署さんからは、担架でけが人を安全に運ぶ体験、心肺蘇生の練習を行いました。

岐阜女子高校食物科さんから、生徒さんも応援にみえ、卵料理を実際に作って食べる体験をしました。また料理人としての心構えや技能を学びました。ゲームプログラムの日本ソフトウエアさんからは、ゲームのアイデアの出し方を学び、実際に出したアイデアでみんなが楽しめるものかを実証しました。

仕事には厳しさや苦しさもありますが、まずは、仕事の喜びやおもしろさを体験し、自分の将来や進路を考えるきっかけとしました。