優しさのバトン ~ひびきあい集会~

 

ひびきあい講師の澤井隆彰さんは、「発展途上国でボランティア」という夢をあきらめきれずに、就職して1年半後にJICAの試験を受け、海外協力隊としてウガンダに派遣され様々なボランティアに従事されたそうです。1年前の能登半島沖地震で友達の実家が被災したときには能登に足を運び、「不安な友達の隣にいること」「少しでも多く家の片付けを手伝うこと」「あたたかいごはんを一緒にたべること」を心掛けたとか。また、ウガンダの女性から、「あなた日本人ね」と言われその理由を尋ねたところ、「日本人は笑顔が素敵だから」と言われたそうです。そのときは、ウガンダの女性に優しさを届けた見知らぬ日本人を思い浮かべ、「優しさは連鎖する」ことの大切さに気づいたと、とびっきりの笑顔で話してくれました。生徒会長のお礼の言葉では、「ボランティアは身構えるのではなく、自分にできる小さなことをすればいいことを学びました」と話してくれました。また、校長先生からは、「今日の講師の方の考えが広がれば、いじめや紛争がなくなり、世界に平和が訪れる。されて嫌なことはしないことがやっぱり大事」との言葉をいただきました。