ひびきあいの日

 

本日12月4日(水)体育館とグラウンドで「ひびきあいの日」の取組を行いました。今回の講師は東京パラ陸上競技日本代表の石田駆(いしだ かける)選手です。2021年にも、稲羽中に来て講話をしていただきましたので、今回は2度目となります。現在は、TOYOTAで仕事をしながら、陸上にも取り組んでいらっしゃいます。

この度の講話のなかで、中学生のときの陸上の出会い、パラスポーツについて、病気について、闘病中や退院してからの思いや考え、少し前や現在の夢や目標について、見えにくい障がいへの理解などについてお話され、私たちにたくさんのメッセージをくださいました。

お話を聞き、代表者が石田選手に質問をしました。「助けてくださった人に恩返しをしたいという気持ちや、うまくいかなかった後の振り返りや分析をするなどで困難を乗り越えてきた」「趣味や好きなことをする時間をつくったり、好きな音楽を聴くことで緊張を和らげている」「次に挑戦したいのは、後輩への指導や支援で貢献することだ」と、快く答えてくださり、そこにも私たちに対する温かなメッセージがありました。

グラウンドに移動し、走る前のストレッチや準備体操について指導を受けた後、石田選手と代表生徒と職員による50M走を行いました。石田選手は、後半の加速がすごくて、圧倒的に速くゴールされました。石田選手の走りにも、代表生徒・職員の全力疾走にも大きな拍手が起こりました。たいへん心地よい時間でした。

稲羽中の皆さんにと、サインとメッセージをいただきましたので、校長室前に掲げます。石田選手と出会うことができて、よかったです。ご家庭でも是非話題にしてください。