命を守る訓練 ~地震~

 

今年度1回目の命を守る訓練を実施しました。日本や世界の各地で大きな地震がたびたび発生しており、また、南海トラフ地震への危機感も高まっています。

まずは自分の学級からの避難経路を確認するとともに、災害時にどのような行動をとったらいいかを確認する場としました。また、できるだけ確実に生徒と安否を確認できるよう、これまでの点呼の仕方と変えたので、それを実際にやってみる場としました。

訓練前には、東日本大震災時の実際の地震の映像を視聴しました。想像を超える大きな揺れ、かなり長い揺れ、地面が裂けていく様子などを目の当たりにして、生徒たちも地震の恐ろしさを感じ取っていました。

その後、教室からグラウンドに避難する場合、安全に最短距離で避難するためにはどこを通るとよいかを考えました。その際、どのような状況が考えられるかも想定しながら考えていました。  シェイクアウトの姿勢など実際に体を動かして確認している学級もありました。

   

変更した点呼の仕方やグラウンドでの位置も確認しました。また、今年度から、欠席者などを持ち運びのできるホワイトボードに書いて、移動教室の際には学級委員がいつも持って行くようにして、人員確認が確実にできるようにしています。

放送で地震の発生を知らせると、すぐに机の下に体を入れて、安全を確保しました。「避難開始」の合図で、一斉にグラウンドに避難を始めました。

班ごとに固まり、学級全体でも人員確認を行いました。大変静かに、そしてスムーズに避難でき、点呼が終わるまでに3分56秒でできました。

今回の訓練を生かして、絶えずいろいろな想定をしながら、どう行動するとよいかを考えていけるよう指導したいと考えています。登下校中に大きな災害が発生した場合、どう行動するか、ぜひご家庭でも話題にしていただけるとありがたいです。

 

 

1 2 3 4 5 121