一人一人が創り上げた体育祭

 

体育祭の日を迎えました。夏休みなどを使って、美術部の生徒たちが制作した生徒会スローガンの垂れ幕を校舎に掲げました。晴天に恵まれ、絶好の体育祭日和です。

朝の会では、各学級のリーダーたちが学級の仲間に、熱く体育祭にかける思いを伝えていました。

開会式では、執行部の入場の指示で一斉に駆け出しました。気合の入った表情で開会式を迎えました。

 

開会宣言後、昨年度優勝の黄団、白団の団長から優勝旗返還、校長の話と進みました。校長からは、「これまでの練習や事前練習を活かして、自分が・自分から行動することで一人一人が体育祭を創り上げていくことにつながり、それが光彩につながる。自分が主役になる体育祭に」と話しました。続いて生徒会長の話では、これまでの取組や練習の中での「光彩」を紹介しながら。スローガンの光彩に込めた願いを改めて全校の仲間に語りました。そして、そのスローガンの垂れ幕を制作した美術部の3年生の部長から、各学年の色を使い、一人一人が光り輝く姿を宝石で表したとデザインに込めた意味を説明しました。

続いて、選手宣誓です。各団の団長が願いを込めた言葉とともに、「本気で取り組むことを誓います!」と力強く宣言しました。

いよいよ競技がスタート。まずは台風の目です。スピードを合わせて、コーンをできるだけ効率的に回ることがポイントです。どの学年も大接戦でした。

続いて、「みんジャン」です。回し手と跳び手のタイミングを合わせることがポイントです。連続してどれだけ跳んだかの「連続回数」と1回ずつの連続回数を合計した「合計回数」について、それぞれ学年で順位をつけます。連続して跳べなくても、切り替えてすぐに跳び始めることで、合計回数を伸ばすことができます。

競技中は、他学年に声援を送ったり、まとまって応援をしたり、みんジャンの競技中に一緒に回数を数えたりと、同じ団の他学年の仲間を精一杯応援していました。

また、「結果発表ー!」のアナウンスには、固唾をのんで緊張しながら発表を待つ様子もありました。結果が発表されると、飛び上がって仲間と喜び合っていました。

それぞれの役割を果たそうと、テキパキ動いたり慎重に準備したり、責任をもって取り組む姿が大変多く、おかげで大変スムーズに進行しました。

最後の種目は団対抗リレーです。学級の代表生徒が力の限り走りました。

閉会式では、はじめにお待ちかねの得点発表を行いました。得点が発表されると、喜びが最高潮に。今年度は緑団が優勝しました。

 

自分から声を出したり、自分から動いたり、仲間とともに一生懸命取り組むことの素晴らしさを、実感した体育祭となりました。

保護者の皆様、地域の皆様、生徒たちに温かいご声援をありがとうございました。この体育祭で成長したことや学んだことを、今後の学校生活に活かしてまいります。

 

 

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