「命の授業」を1年生が受けました

 

助産師グループOHANAの皆さんにお越しいただいて、1年生の生徒を対象に「命の授業」を行っていただきました。

はじめに助産師はどんな仕事か、また助産師になるにはどんな進路があるのかを教えていただきました。

前半は、思春期の身体と心について話していただきました。第二次性徴が始まり、さまざまな変化があることに戸惑ったり不安に思ったりすることもあります。保健でも学習していますが、改めて確認をしていただきました。また、「セイシル」や「生理のトリセツ」などお医者さんなどが監修されている10代向けのサイトも紹介していただきました。反抗期についてもふれていただきました。性ホルモンも影響していて、性ホルモンの影響で負の感情が一気に高まることもある一方で、記憶力が高まったりチャレンジしたい気持ちが沸き上がってきたりするそうです。反抗期は「心の風邪」とおっしゃってみえました。また、いろいろと悩んだり困ったりしたときには、顔の見える、周囲の安心できる人に相談することが大切だともおっしゃってみえました。相談できない時には、深呼吸をするとよいそうです。まずは息を吐いてから、たっぷり吸うとよいと教えていただきました。

クイズも交えながら、授業が進んでいきます。

後半は「いのち」の始まりについて話していただきました。男女が出会って、性交渉し受精卵になるまでの大変さを映像を交えて説明していただきました。約3億個の精子がたった1つの卵子に出会って受精卵となります。当たり前ではなく、奇跡の命だからこそ、大事に受け入れてほしいと話されました。

 

また、中学生の心臓の音と妊娠8週目くらいの赤ちゃんの心音を聞き比べました。1年生の生徒の心臓の音はゆっくりでした。お腹の中の赤ちゃんの心臓の音はかなり早く、2倍くらいのスピードだそうです。

針の穴ほどの受精卵は少しずつ育っていきます。その成長の様子も画像や、実際の大きさや重さの人形でわかりやすく教えていただきました。4か月の赤ちゃんの人形を抱いた生徒は「かなり軽い」。1か月ごとにだんだん大きくなっていきます。8か月の人形を抱いた生徒は「重い。この赤ちゃんがお腹の中にいると思うとお母さんは大変そう」。また、妊婦ジャケットを着る体験も代表生徒と教員が行いました。さらに、胎盤の中に入って、お腹の中の赤ちゃんがお母さんのお腹を蹴る様子を生徒が実演したり、へその緒の役割を説明していただいたりしました。

そして、よ赤ちゃんが生まれてくるときの様子を、骨盤のモデルと赤ちゃんの人形を使って説明していただきました。

さらに、実際の出産の様子の映像も見せていただきました。お母さんが必死に産もうとしている、そして赤ちゃんも必死に生まれようとしている様子や、それを支えるご家族の様子を目の当たりにして、生徒たちは食い入るように見つめていました。また、自然と背筋も伸びていました。

 

最後に、5つの命の宿題について話していただきました。

1 自分の生きる力を信じる

2 自分の人生を精一杯生きる

3 自分らしさを見つける

4 育ててくれている人に「ありがとう」

5 あなたの人生はあなたのもの

代表生徒がお礼の言葉を伝えました。「自分の心と体について知ることができました。280日もかけて赤ちゃんは生まれてきます。命がけで生まれてくることがわかりました。だからこそ、性のことを面白おかしく話題にするなどの性暴力はいけないと思うし、人を傷つけてはいけないと思いました。相手の気持ちを考えて、育ててくれた人たちに感謝していきたいと思います。」

お話を聞きながら、生徒たちは自分の命や家族のこと、仲間のことなど、いろいろなことについて考えることができたと思います。ぜひ、今日感じたことを時々思い出して、お互いを大切にしながら生活してほしいと願っています。

 

 

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