今年度第1回目の「命を守る訓練」を実施しました
今日は、今年度1回目の「命を守る訓練」を行いました。各教室からの避難経路と運動場での集合場所を知ること、火災発生時に適切に行動する力を育てること、そして消火器の使用方法を知ることを目的に行いました。
家庭科室から出火した想定で避難開始です。煙を吸わないようにハンカチを口に当てて静かに素早く運動場へ出てきました。
静かに整然と避難をし、全校児童が4分21秒で避難が完了しました。
消防署の方からは、「素早く避難ができていました。実際の災害はいつ起こるかわからないので、災害が発生したときに一番大切なことは、『落ち着く』ことです。深呼吸を1回して、訓練のことを思いだして行動してください。」とお話がありました。
その後、消火器を使った演習も行いました。
・身長よりも高い炎が上がっているときは、消火活動ではなくすぐに避難すること
・消火器は15秒しか薬剤が出ない。薬剤が跳ぶ距離は3~6m。
・風向きと出口に気をつけて火元を狙うこと
などを教えていただきました。
実際に教員がまずは演習を行いました。「火事だ!」周囲に大声で知らせながら火元に近づき、消火器を噴射します。
続いて、5・6年生の代表児童も消火器の体験をしました。
「実際に持ってみて、すごく重いわけではないので、もし火事になったら、自分も消火活動をしたいと思いました。」
実際に使ってみての感想です。
災害は起きないのが一番ですが、万が一の際には、今日の学習を活かして適切な判断・行動へつなげたいです。