高齢の方の普段のくらしは? ~5年生 高齢者疑似体験~
10月4日5年生の児童が各務原市社会福祉協議会の方々にご協力いただき、総合的な学習の時間に高齢者疑似体験を行いました。
ゴーグル、ヘッドホンをつけて、肘や膝には重りとサポーター、手には軍手をはめた状態で、階段の上り下り、落ちているクリップを拾いペットボトルのキャップを外して入れる、椅子や床に置いたマットに座る、自動販売機でジュースを買うことを体験しました。2人1組、高齢者の体験者と介助者にわかれてです。
体験後の児童の感想を紹介します。
・今日、高齢者疑似体験をしてみて、普段自分たちが当たり前にしていることがどれだけ大変なのかが分かりました。ゴーグルをすると、視野
が狭くなり見えづらくなったり、ヘッドホンをすると音が聞こえにくくなって、腕や膝にサポーターをつけると歩く時などに曲げるととても
痛くて、手首や足首に重りをつけると手足が動かしづらくなったり、軍手をすると物が取りづらくなったりしました。自分たちが普通にでき
ることも、高齢者の方にとってはとても難しく、大変だということがわかりました。
・高齢者疑似体験で学んだことはいろいろありました。もし、高齢者の方に会ったら、手を引いてあげたり席を譲ってあげたり、何か分からな
いことがあったら声をかけてあげたりと、お年寄りに親切にしてあげます。これからもお年寄りを大切にしたいし、町も高齢者にやさしい町
をつくっていけたらいいなと思いました。
普段何気なくしていることでも高齢の方にとっては不便に感じていることがあることを体験を通して感じとりました。自分がどんなことができるのか考えるきっかけとなりました。