高齢者疑似体験 ~5年生総合的な学習の時間~
5年生の総合的な学習の時間に、各務原市の社会福祉協議会から細野さん、明星さんにお越しいただいて、高齢者疑似体験をしました。
高齢者の特徴として耳が聞こえない、目が見えにくい、病気になりやすい、身体が不自由、などをあげていた子どもたち。実際に体験してみます。
サポーターや軍手、ヘッドホンなど、それぞれ曲げにくい、聞こえにくい、動かしにくい、さらに白内障の状態のようにみえるようにゴーグルもつけます。
装具をつけると、座るのも一苦労です。
3階から2階へ階段を下りて、Uターンして登ってきます。自分たちの教室へ入り、机の上のクリップを2つペットボトルに入れます。これをペアを組んで介助する体験もあわせて行いました。
膝が曲がらないので、階段の上り下りには苦労します。これまでのアイマスク体験などを活かして、高齢者役の児童に声掛けをしながら介助する姿もありました。
小さなクリップをつかむのも、すべったりして苦労していました。
装具をはずすと「あー、明るい!」「軽い!」
「クリップが拾いにくかった。」「力が弱くなった感じがした」など体験してみて感じたことがありました。
社会福祉協議会の方からは、高齢者になるとできないことというよりも「やりづらい」ことが増える、だから、何に困っているのかを考えて、自分にできることをしてほしいとお話がありました。
共に幸せに生活できるようにするために、自分がどんなことができそうかを考えるきっかけになりました。貴重な体験をありがとうございました。