「いざ」の備える「命を守る訓練」
昨日、昼休みから掃除の時間にかけて、児童たちには予告しないで「命を守る訓練」を行いました。緊急地震速報が放送で流れたのがお昼休みの時間です。これまで、シェイクアウト訓練を行ってきた経験を活かして、教師の指示がなくても、さっと静かになって「ダンゴムシ」のポーズで頭や体を守ります。
その後、中央通路が崩れ、さらに給食室から火災が発生した想定で実施しました。放送をよく聞いて給食室から遠い廊下などを通って避難する児童が大変多くいました。放送をよく聞いているからできた行動です。また、グラウンドにいた児童は、さっと避難場所に移動して並び始めます。先頭に立って「並んで」と腕を上げて仲間に呼びかける姿もありました。学級委員といった役割でなくてもこうした行動がとれる児童がいたことが大変うれしかったです。
職員も放送が使えなくなった想定で、廊下にかけてあるハンドマイクを使って指示を出しました。
また、職員も役割ごとに集まって、動きの確認を行いました。
避難にかかった時間は4分39秒でした。多くの児童が静かに真剣に取り組めていたようです。
自分の身を守るために、自分で正しく判断して行動できる、そんな力をつけられるよう、今後も取り組んでいきます。