第2回学校保健安全委員会開催

 

学校医や薬剤師の方々、PTAの代表の皆さんにお集まりいただき、第2回の学校保健安全委員会を開催しました。

今年度の学校の取組や児童生徒の様子など今年度の保健活動と、来年度の計画についてご説明しました。

・今年度は、欠席者や保健室への来室者が昨年度に比べて多くなった。

・児童の健康委員会や、保護者の方のご協力もいただいた歯みがき指導などの歯科保健活動の取組を実施した。

・健康診断結果後の治療率が、徐々に上がり、昨年度よりも上回っている。

・体力向上の取組を、体育の授業を中心として行っている。

・保護者や児童の食生活のアンケート結果から、朝早く起きている児童・家族の誰かと朝食を食べる児童は、ご飯・汁物・おかずのそろった食事を食べる割合が多いことがわかる

・給食の残量が、4月に比べて大幅に減っている。

保護者を代表してご参加いただいた研修委員さんからは、次のようなご意見がありました。

・怪我や病気が多かったとのことだが、わが子を見ても家での不摂生が原因で落ち着きのなさにつながっていると感じる。

・子どもたちのために、学校ではいろいろと工夫した取組がされていることがわかった。

また、電動歯ブラシを子どもたちに使わせてもいいのかといったご質問もありました。

学校医の先生方からは、次のようなご指導をいただきました。

・視力が大事。ぜひ治療率・受診率を100%をめざしてほしい。

・小学生は乳歯と永久歯が混在している混合歯列なので、食後の歯みがきはぜひ行ってほしい。どうしてもという場合はせめてうがいだけでも行ってほしい。

・小学生でもスマートホンをもっている児童がいると聞いているが、メンタルなどへの影響も大きいので、やはり家庭でルールを作って使い方を考えると同時に、実際の人とのコミュニケーションこそ大切である。

児童の生活習慣の確立には、保護者の皆様のご協力が欠かせません。早寝・早起き・朝ごはん、食後の歯みがきなど、学校生活の基盤となることが多くあります。ぜひご家庭の声かけや見届けをお願いいたします。