高齢者の様子を体験 ~5年生高齢者疑似体験~

 

5年生が、総合的な学習の時間に高齢者疑似体験を行いました。いつもお世話になっている社会福祉協議会の多田羅様、そして地域学習ボランティアの5名の方にもお手伝いいただきました。

白内障の見え方がわかるゴーグルをはめたり、耳にはヘッドホン、利き手の腕と足には装具と重りを装着、さらに両手には軍手をはめて、スタンバイ。80歳くらいの方を想定しての体験です。

階段を下りたり上ったり、床に落ちているクリップを拾ったり、ペットボトルのキャップを開けたり閉めたり、床に座ってみたり、マットの上を歩いてみたり。普段であれば何の苦労もせずに行えることも、思うように動かない体に、悪戦苦闘。特にクリップを拾おうと何度も挑戦しながら、「全然拾えない!」

また、ペアの児童は、介助の仕方を考えながら行いました。

さらに、ボランティアの方のうち、ご高齢の方からは実際の様子もお話ししていただきました。

白内障で目がみえにくくなったこと、これまでできていたことができなくなることなど、実際のお話だけに児童も実感をもって聞くことができました。

高齢の方々もできないことばかりではなく、できることもあることもわかりました。そのことを踏まえながら、自分にできることは何かを考えるきっかけにしたいと思います。

貴重な体験ができました。ありがとうございました。