自分で考えて、命を守る行動を ~予告なしの命を守る訓練~

 

今日の昼休みに、予告なしの命を守る訓練を行いました。

事前に、学校にいるときに大地震が起きたときに、落ちてくるかもしれないもの、倒れてくるかもしれないもの、異動してくるかもしれないものを考えたり、危険だと思う場所とその理由を考えて交流しました。

「想定」をしておくことが、自分の命を守るための「判断」と「行動」につながります。

今日は、地震の後に給食室から出火し、さらに2階の中央通路が崩れた想定で行いました。また、校舎内には、ガラスやコンクリート、壁がくずれたものに見立てた発泡スチロールや段ボールを置いて、少しでも実際の状況に近づけられるようにしました。

グラウンドでは、遊びもストップしてその場で「ダンゴムシ」のポーズ。

昇降口にガラスが大量に割れて落ちていることに気付いて、引き返す児童もいました。

グラウンドに出たら、学級ごとに速やかに整列。担任がいなくても自分たちで声をかけて並ぶ姿がいろいろな学級でありました。

避難の指示があってから全校児童が避難するまでに、3分52秒かかりました。

遊具やガラスの近くで「ダンゴムシ」になっていたり、出火場所へ近づくように避難してしまったり、まだまだ咄嗟に自分で判断して行動することは難しいようです。今後もシェイクアウト訓練を重ねながら、適切な判断と行動ができるようにしていきます。