福祉の学習がスタート ~5年生 総合的な学習の時間~
今年度から5年生は、総合的な学習の時間に福祉の学習をします。先日、各務原市社会福祉協議会の多田羅 洋様にお越しいただき、「ふくしって何?」と題して出前授業を行っていただきました。
「福祉」という漢字はどちらも幸せという意味があること、尾崎にもいろいろな人が住んでいるので、そのことを考えて行動するとよいことなどを教えてもらいました。
また、全員立って目を閉じ、自分で60秒経ったと思ったら座るという活動もしました。最初に座った児童と最後に座った児童とでは40秒の差がありました。同じ60秒といっても、人それぞれに感じ方が違うことを体感しました。
人はそれぞれ違っていても、誰もが幸せになりたいと思っていること、誰もが幸せになる権利をもっていることを学びました。そして、私たちができることは、
ふ・・・ふだんの
く・・・くらしを
し・・・しあわせに
ということを最後に学びました。
感想をいくつか紹介します。
・今まで、福祉といえば、おじいちゃんやおばあちゃん、障がいのある人のことだと思っていたけど、そうではないことを学びました。
・たった60秒でも人によって感じ方が全然違うということを知り、びっくりしました。でもそれは決して悪いことではなく、みんな違って
いいということを学びました。
・相手のことを考えてこれからも生活して、みんなが普段の暮らしを幸せにできるように私も努力したい。
・福祉についての学習がとても楽しみになってきた。今まで考えたことのないことを考えられるから、これからも自分の考え方を見直してい
きたい。
今後も、さまざまな体験学習等をとおして、「共に生きる力」を培っていきます。