明日からの宿泊研修に向けた決意を固める学年集会 ~2年生~

 

明日から1泊2日で、2年生の生徒たちは福井県阿納地区への宿泊研修に出かけます。

昼の放送では、学級委員の代表がこれまでの取組や研修の目的、研修で大切にしたいことを全校生徒に話しました。研修では時間行動と挨拶が大切であると考え、事前に定時定位置を守るキャンペーンを行い、互いに呼びかけたり協力したりする姿を高めてきました。研修では、非日常でもいつもと同じように動くことができることが「本物」ととらえ、学年で気持ちをそろえて、全員が良かったと思える宿泊研修を目指して、阿納でしかできない経験を全力で楽しんできますと、語りました。

5時間目は、学年集会を行いました。学級委員から改めて研修の目的である、「職業の勉強(働くことへの理解)」と「中学校で高めてきた力を発揮すること」を確認しました。また、事前に学級委員会に寄せられていた要望に対する学級委員会としての考えを伝え、学年としてのルールを考えました。

提案されたルールでよいか、時間をかけて意見を出していきました。これまでの姿から考えられる心配や不安なことを仲間に伝える生徒もいました。それに対して、事前取組を生かせば大丈夫、「自分はルールを破ることはしない」と覚悟をもって賛成に手を挙げた、周りに仲間がいるから注意し合える、メリハリをつけてルールを守って学級委員の思いを裏切らないためにルールの中で楽しみたいといった意見が出ました。

  

学級委員もその場で集まり、検討に検討を重ねました。合唱練習の姿も参考にしたうえで、再度学級委員が集まり、提案どおりのルールでいきたいと決め、学年主任にお願いしました。

   

学年主任からは、自分の考えを仲間に伝えた姿を認めるとともに、集団生活にルールが必要な意味を確認しました。宿泊研修では見通しをもつこと、自分で考えて自分から行動することを大切にしたいと投げかけました。

話し合いを通じて、この宿泊研修で学年として何を大切にするかを考え、自分も仲間も楽しめる宿泊研修にするためにどう判断して行動するか、決意を固めることができたようです。

明日からの研修が大変楽しみです。