盲導犬講話 ~5年生福祉の学習~

 

5年生の児童が、総合的な学習の時間の福祉の学習で、各務原市にお住まいで盲導犬と一緒に生活していらっしゃる藤田さんのお話をお聞きしました。

先週行ったアイマスク体験を生かして、校長室から体育館までの案内も行いました。

藤田さんは、岐阜市の社会福祉法人 岐阜アソシアで仕事もしていらっしゃいます。どんな仕事をされているのか、また、盲導犬との生活や世話などについて教えていただきました。

目の見えない方が目の見えない方に点字や生活の仕方などを教えるそうです。目が見えない状態がわかっている人だからこそ教えられることや伝えられる工夫があるそうです。

また、盲導犬を町で見かけても話しかけたりエサを与えたりしないようにすることも教えていただきました。

藤田さんは料理もされると知って児童はびっくりしていました。慣れれば大丈夫とのことです。しかし、一人で街中を歩くことが難しいとおっしゃっていました。

お話をお聞きした後には、児童の質問に答えていただきました。進んで質問する姿がありました。

後半は、目の見えない方の生活を助ける道具を持って来てくださったので、実際に体験しました。

点字のトランプ、教科書やドリル、そろばんやオセロもあります。また、文字盤を触って時間を知る時計と音声で時間を知らせる時計もありました。さらに、触れたものの色を知らせる機械「カラートーク」というものもありました。

いろいろと工夫することで、暮らしやすく便利になることを実感しました。

・さまざまな道具があり、工夫があることがわかりました。

・点字を触ったけれど、全然わかりませんでした。点字がわかるようになるためには苦労があるのではないかと感じました。

・盲導犬との生活など、これまで全く知らなかったことがわかってよかったです。

子どもたちの感想です。

講話後も、校長室まで介助をしました。

私たちとあまり変わりのない生活をされていますが、そこには、周りの人とコミュニケーションをとって聞いたり助けてもらったりされていることもわかりました。貴重な体験となりました。