セーフティ・ファイブで自分の命は自分で守る ~1~3年生 たんぽぽ班巡回教育~
岐阜県警察本部生活安全部生活安全総務課のたんぽぽ班の方にお越しいただいて、1年生から3年生を対象に、不審者等から自分の身を守る方法などを教えていただきました。
始めに、「セーフティ・ファイブ」について学びました。
①一人にならない
公園やお店のトイレなども一人では入らないようにする
②ついていかない
親切なふりや、困っている人のふりをして、悪い人たちは近づいてくる。話しかけられたら、大人をよぶ
③大声を出す
周りの人に知らせる。「助けて!」と声を出したり防犯ブザーなどをつかったりして相手がひるんだ隙に逃げる
④近づかない
すぐつかまってしまって、どこかへ連れて行かれる
⑤話をする
出かける前に家の人に、どこへだれと何時くらいまででかけるのかを話したり、怖い思いをした時に、家の人や先生にどんな
ことがあったのか、どんな人だったのかなどを話したりする
次に、自分の命を守るためにできることを教えてもらいました。
①周りの人に普段からあいさつすること。そうすると顔を覚えてもらったり、自分も覚えられたりする。
②名前や住んでいるところなどをきかれても断ること。
③何かあったら、近くの「こども110番の家」にかけこむこと。そのためにも、通学路やよく遊ぶところなど、どこに「こども
110番の家」があるかを家の人と確認しておくこと。
④防犯ブザーや防犯笛をよく見えるところにつけておく。また時々、使えるかどうかを点検しておくこと。ブザーや笛を使うとき
は、「強く、長く、何度も」鳴らすこと。
最後に、命を守る距離について教えていただきました。
家族やよく知っている人以外の人と話す時は、新聞紙の長いほうの長さ分離れて話すことが大切です。
この距離が狭くならないように、相手が近づいてきたら後ろへ下がること、「怖い」と思ったら安全なところまで走って逃げること、その時には、20mくらい走ると相手があきらめることが多いこと、ランドセルなどの荷物を持っているときはそこに置いて走った方が身軽になって早く走れることを、実際にやってみながら教えていただきました。
最後は、○×クイズで、今日教えていただいたことがわかっているかどうかを確かめました。
「すぐに逃げられるように、離れて話したいです。自分の命は自分で守りたいです」
ぜひ、ご家庭でも、繰り返し確認していただいて、安全に生活できるようにご協力ください。