介助犬が尾崎小に来たよ!

 

5年生総合「福祉」の学習として、講師の松山さんから「介助犬(さすけくん)」のお話を聞きました。現在、日本国内の介助犬の数は、約60匹だそうです。他にも「身体障害者補助犬法」という法律があり、その法律で認定されている補助犬として「盲導犬」や「聴導犬」という働きをもつ犬がいますが、どの犬も必要とされている方の人数に対して、絶対数が全然足りていないそうです。

上記の法律には、商店や公共施設・交通機関の管理者に対する内容だけでなく、飼い主の義務も定められており、犬の定期検診や清潔な身だしなみに常に気を遣われているそうです。それでも、時に入店を断られたり、長い時間待たされたりすることもあり、そのような時はとても悲しい気持ちになると話されました。松山さんは「介助犬を見かけても、声をかけたり、なでたりしないでくださいね。介助犬は仕事中ですから、集中力が途切れてしまうと、思わぬ事故につながってしまうこともあります。『温かい無視(そっと見守ってほしい)』でお願いします。」「もっと多くの人が補助犬のことを知り、理解を深めてくれるとうれしい。みなさんもお家に帰ったら、家族にお話をしてくださいね。」と言われました。

講話の後には、実際に介助犬がどのような働きをしているかを見せてくださいました。物を拾って松山さんの手元に届けたり、離れた場所にある携帯電話を探して口でくわえて持ってきたりと、松山さんの英語での指示をきちんと理解し、生活上の困難さの解消を手助けしている姿に感心するとともに、さすけくんの愛くるしい表情と働きぶりに愛しさも感じました。学校だけでなく、もっと社会全体で「福祉」についての理解を深めていかなければいけないと感じた時間でした。