アイマスク体験 ~5年生 総合的な学習の時間~

 

今日は、市の社会福祉協議会の方にお越しいただいて、5年生の児童が学級ごとにアイマスク体験をしました。

視覚障害のある方の状態を体験するとともに、その介助の仕方を考えることを目的に行いました。視覚障害といっても、人によって見え方は違うことを教えていただきました。今回は全盲の方の状況を体験するために、アイマスクを着けます。

介助の仕方を学習しました。手を握って挨拶することで、相手の方に安心感を感じていただきます。また、肩かひじに手を添えてもらい、介助する人が半歩前、左右にもずれることで安全に介助できるのです。

実際に、互いに体験します。

普段は何でもない段差や階段が、とても怖く感じます。腰がひけ、手探りでどこなのかをさぐろうとする児童もいました。手すりがあることの大切さも実感したようです。

通路には、点字ブロックも設置していただきました。「止まれ」と「進め」の違いも「わかる!わかる!」

理科室では、テーブルの上に置いてある4つのものから、ボンドの位置を時計の文字盤に見立てて「○時の方向にあるよ」と教えて取ってもらいます。

狭い廊下も安全にすれ違うことができるように介助しなければなりません。

来週は、視覚障害のある方に来ていただいて、直接お話を聴く予定です。今日の学習をつなげていきたいです。