自分の心の声に耳を傾けて ~「SOSの出し方」授業~
昨日、スクールカウンセラーの先生による「SOSの出し方」授業を、放送を使って全校一斉に行いました。自分の心の状態に気づいて、自分なりの対処の仕方を身に付けること、仲間のSOSの受け止め方を知ることを目的に行いました。
まずは、スクールカウンセラーの先生から授業の流れや自分の心の様子を感じることの大切さを話していただきました。続いて、今の自分の心の状態をチェックしてみました。改めて自分のことをじっくりと見つめるきっかけになっているようでした。
そして、自分の心がもやもやした時に、どんな対処法があるか、自分が普段していることや仲間と話し合って考えてみました。
・好きな音楽を聞く
・寝る
・好きなものを食べる
・ゲームをする
・紙を破る
・一人になる ・・・
など、いろいろな方法を考えていました。
中には、人に話すという生徒もいました。自分の友達がつらい思いをしているときにどうするとよいかを学習しました。キーワードは、「きようしつ」です。
・き・・・気づいて
・よ・・・寄り添い
・う・・・受け止めて
・し・・・信頼できる大人に
・つ・・・つないで
自分一人で抱え込まずに、周りの信頼できる大人に相談することが大切です。
いろいろなことが気になったり悩んだりすることは誰でもあります。そんな時に、自分なりの上手な解消法を試すことや、仲間のSOSを受け止めて次につなげて仲間を助けることを、ぜひ思い出してやってみてほしいと思います。お互いに笑顔で過ごせるように、できることをしていきたいです。