最先端技術がこんなところで ~3年生技術科~
11日、12日の2日間に分けて、3年生の生徒たちが建築産業に関する出前講座とICT体験学習を行いました。岐阜県庁県土整備部技術検査課の方、公共建築課の方、公益財団法人岐阜県建設研究センターの方、株式会社ROBOZ(ロボッツ)の方々のご協力で実施しました。
出前講座では、建築産業の社会的な役割や魅力をお話ししていただいたり、いろいろな建築物を紹介していただいたりしました。また、建築産業ではICT技術を積極的に活用していることもご紹介いただきました。ICT技術の中には、今回の体験でも扱ったドローンもあります。実際に講座中に学校近くの道路の様子をドローンを使って空から映している様子も見せていただきました。改めて、生徒たちは建築産業への理解を深め、自分の将来の職業選択についても考える場となりました。
ICTの体験学習では、ドローンの魅力について教えていただくとともに、トイドローンの操作体験、プログラミングドローンの体験、レーサードローンの映像を視聴する体験を行いました。準備中に、授業をしている3年生の教室にレーサードローンを飛ばしていただき、生徒たちは興味津々で臨んでいました。
トイドローンの操作体験では、小さなドローンを実際に操作することができました。コース上に設置した円の中をうまく通過させることができると、思わず、「すごい!」。思うように進まず四苦八苦する姿もありました。
プログラミングドローンは、タブレットを使って想定の飛行経路を組み立てて、実際にドローンで動かしてみる体験をしました。プログラミングは技術で学習しています。それを活かしながら、小グループで相談しながらプログラミンを考えていました。実際に飛ばしてみて、考えていたとおりに進むと、「やった!」
レーサードローンは、レース用のスピードの出るドローンにカメラを搭載してあり、ROBOZの方が操縦して飛ばしている映像を、楽しみました。体育館の天井裏など、普段は見ることのできないところが鮮明に映し出されていました。
それぞれの学習の最後には、グラウンドへ出て、ドローンを使って記念撮影をしていただけました。
工業関係の仕事に興味のある生徒が、代表としてお礼の言葉を述べました。「今回の学習では、初めて知ることも多くありました。建築産業もICTによって発展して効率がよくなっていることを知り、面白かったです。」などと感想を伝えていました。
最先端の技術を使うことで、私たちの生活が守られたり維持できたりしていることも知ることができました。大変貴重な体験となりました。
※この学習の様子は、市のウエブサイトや、県庁のInstagramに掲載される予定です。