進路はどう決める? ~2年生進路講話~

 

済美高等学校の近藤先生にお越しいただいて、2年生の生徒に進路講話をしていただきました。中学校卒業後の進路をこれから考えていくにあたり、どのように考えていくとよいかをわかりやすく話していただきました。

今後の進路を考えていくときに、「10年後の自分を想像してみて」と投げかけられました。済美高校でも同じように10年後の25歳の自分を考えることに力を入れているそうです。「自分が将来どう生きていくかから、今の学びをどうするかを考える。進路とは自分の生き方を考えること、ある日突然決まるものではなく、今の積み重ねで決まる」と話されました。生徒たちは、ワークシートの選択肢から、10年後の自分に一番近いものや、10年後にどんな会社や仲間と働きたいかを選び、仲間と交流しました。

一方で、10年後がどうなっているかを考えることが必要だと教えていただきました。総務省のHP等で紹介されている「Society 5.0」を説明する動画の一部を見せていただきながら、AIなどの技術がさらに発達して「AGI(汎用的AI知能)」と呼ばれる全てがつながる超スマート社会になっているとおっしゃってみえました。

高校選びは、最初の分岐点で、自分で選ぶことになります。どんな種類の高校があるかや、そこでどんなことが学べるかを知る必要があります。高校のことをまだ自分がよく「知らない」ことを知ることが大切で、知らないことは調べればよいとおっしゃいました。また、高校選びは自分の興味があることをもとに、考えていきます。興味があることをもとにするとどんな学科の学習が向いているかを示していただきました。ただ、高校は通過点で、その先の大学や短大、専門学校などがあることや、今は興味がなくても幅広くまずは高校のことを知ることも大切だと話されていました。

済美高校も、ここ5年間で大きく変わっているそうです。大学合格者が大幅に増えたり、部活動で全国大会で活躍している生徒が多くいたり。行事や日常生活を楽しんだりしている様子や、それぞれの学科の授業の様子なども動画などで見せてくださいました。夏休みには、どの高校も見学会や説明会などを開催するので、ぜひ実際に見てほしいともおっしゃっていました。

これから求められる力についても話していただきました。「21世紀は、正解のない納得解を導いていかなければならない。また、学校で学んだ知識などをもとに、創造性を発揮していかなければならない。だからこそ、今の学習が大切」。また、教科によって、学習した時間と力の付き方には特徴があるとおっしゃってみえました。「数学は、ちょっと勉強するとすぐにできるようになる。でも一定のところまでいくと時間をどれだけかけてもなかなか力が付いていかなくなる。英語は、時間をかけてもなかなかできるようにはならない。でもあるところまでやると、グンと伸びる時がくる。だから、やり続けてください。」

最後に、代表生徒がお礼の言葉を述べました。「高校選びは将来につながることがわかりました。まずは、高校のことなど知ることから始めたいと思います。」

3年生になる前に、大切なことをたくさん教えていただきました。「今の積み重ね」が大切です。毎日の授業や家庭学習、日常生活を大切にしながら、一方で高校のことについても自分で調べたりして、自分の生き方について少しずつ考えていきましょう。