冬休み前の全校集会
明日から冬季休業日が始まります。冬休み前最後の授業日となった今日、5時間目に全校集会を開いて、校長と生徒指導主事から話をしました。

校長からは、第4クールを中心に振り返って、生徒たちが頑張っていた授業、行事、ボランティアについて取り上げて話しました。授業では、先日生徒向けに行ったアンケートの結果も示しながら、「自分と違う意見について考えることは楽しい」ことについて、どんな点が楽しいのかと生徒に尋ねました。「自分が考えていなかった意見を知ることができること」「違う意見について考えることで自分の考えが深まる」といった意見がでました。このことはアンケートの結果にも表れており、90%の生徒が、仲間と話し合う活動をとおして自分の考えを深めたり新たな考えに気づいたりすることができていると回答しています。さらに、そこにつながる、自分の考えが仲間にうまく伝わるよう、資料や文章、話の組み立て方などを工夫して発表したり講習したりしている生徒が昨年度よりも増えて、81%の生徒が普段していると回答してます。冬休みには、苦手な分野の学習に取り組むこと、手伝い、家族との団らんにも時間を使ってほしいと話しました。
生徒指導主事からは、「言い訳をしない」姿が増えていることを認めつつ、冬休みの生活で気を付けたいことを話しました。

「ふゆやすみ」にかけ、「不要な外出はしない」「ゆっくり安全運転をする」「闇バイトには関わらない」「スマホ、SNS、ゲームの使い方に気を付ける」「見通しをもち計画的に行う」です。特に、スマホやSNSの使い方では、生徒にとったアンケートから市内の他校に比べて夜にスマホやゲームを毎日もしくはほぼ毎日使っている生徒の割合が高く、夜ぐっすり眠れないと感じている生徒の割合も高くなっています。そうしたことと関係があるのか、体調がすぐれないと感じている生徒の割合も高くなっているという現状があります。この冬休みも、スマホやゲームの使い方を十分に考えて、生活リズムを整えてほしいと話しました。
12日間と短い冬休みですが、ぜひ計画的に過ごし、1月8日(木)には元気に登校してほしいと願っています。