今のうちから ~2年生生活習慣病予防講座~
学校医の磯野先生にお越しいただき、2年生の生徒に対して「生活習慣病予防講座」を実施しました。各務原市学校保健会では、小学校4年生と中学校2年生の希望者に脂質検査を実施して一人一人の健康状態を把握するとともに、学校医の方による講話を子どもたちにしていただき、生活習慣病に関する知識を学ぶ機会を提供するとともに生涯にわたる健康生活の習慣を身に付けさせるための取組を行っていただいています。

時にはクイズも交えながら、食事や運動などの生活習慣と肥満や高血圧、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の関係について教えていただきました。

生活習慣病は、生活習慣を変えることで改善されますが、なかなか身についた習慣を変えることは難しいものです。どうすれば改善できるか、そのコツも教えていただきました。①小さな「即ごほうび」をつける、②友達と行う、③完璧をめざすのではなく「ちょっとだけ」を続ける、④自分なりの「健康メリット」を実感する とのことでした。
生徒からは、検査結果をもとに受診して炭水化物の食事制限をしているが逆に多く摂った方がよいものは何か、身近な人が糖尿病や高血圧だが何を意識すればよいか、など自分の身近なことから質問がありました。磯野先生からは、「野菜を多く摂るとよい」「運動したり、間食をへらしたりするとよい」と教えていただきました。

小さな積み重ねが、健康を害すことにも、健康を維持することにもつながっています。今回の講座をきっかけに、普段の生活習慣を見直して、成人してからも健康に過ごせるよう心掛けていきたいです。