「働く」とは? 体験をとおして学び考える ~2年生 職場体験学習~

 

各務原市と犬山市内の事業所の皆様にお世話になり、2年生の生徒たちが26日(水)と27日(木)の2日間に渡り職場体験学習を行いました。これまで総合的な学習の時間などをつかって、自分の生き方や職業選択等について学習をしてきています。そうした学習を踏まえて、実際に仕事を体験したり働く方と接したりすることを通して、働くうえで必要な知識や技能等に触れ、働くことの喜びや苦労などを学び、今後の自身の生き方や進路、職業について考える機会としています。

今年度は、2日間で48の事業所の皆様に生徒たちを受け入れていただきました。日頃利用しているお店などでも、バックヤードでの仕事を行ったり、接客させてもらったりと、普段見られない仕込みや準備、気遣いや配慮などを体験させていただきました。また、消防署や警察署、各務原少年自然の家やかかみがはら航空宇宙博物館、航空自衛隊岐阜基地、本校の給食調理室など、市などの施設にもご協力いただき、貴重な体験をすることができました。

緊張感もありましたが、職場の皆様の温かい心遣いのおかげで、どの事業所でも生徒たちは生き生きと充実した様子で取り組んでいました。

               

本校の給食室では、その日に提供する給食調理を担当しました。身支度も整え、食材を切ったり蒸しパンの種をアルミケースに入れたりしました。また、1年生の教室へ行って、普段栄養教諭が行っている給食指導も経験しました。

この2日間で、生徒たちは、「働く」ことの意味や「働く」上で大切なことなどについて改めてじっくりと考えるとともに、これからの生活で何を大切にしていくかとつなげて考えるよい機会となりました。生徒の感想の一部を紹介します。

・一番の喜びは、お客さんの笑顔を見られることだと思う。職場体験では、掃除もとても大切な仕事で、何事も思いをもって行動することが大切だと分かった。学校生活では、どんなことにも思いをもって行動したい。

・職場体験を通して、助産師さんが「思いやり」をもっていたり、「安心感」を与えていたりすることに気が付いた。そこから「働く」とは、自分や自分の身近な人以外の瞳の幸せを与えるものなんだと感じた。

・自分が楽しむこと、職場を見ていて誰も嫌そうに仕事をしている人はいなかった。また、お客様を喜ばせることは「働く意義」であって、自分が自分のスキルを最大限に発揮して楽しむことが「働く」こと。

・自ら行動し、最後までやりきる。誰とでもコミュニケーションをとって優しく接する。わからないことは、素直に聞いて理解しようと努力する。相手のことを思った行動をする。

・お客さんが喜ぶためだから、清掃も理立派な仕事。失敗を通して、成長していくことが「働く」こと。失敗をしないと成長しないのは仕事も日常も一緒。普段から失敗を恐れず逃げずに挑んでいきたい。

・誰かのために自分の力を使い、自分自身も成長してくことだと思った。職場体験中は、相手が来てよかったと思えるように笑顔で話すことを意識できた。自分の伝え方ひとつで相手の受け取り方も変わるので、学校でも意識したい。

・誰かのために何をするか、何ができるのかを考え、自分から行動し、やりがい・目的・思いやり・感謝の気持ちをもって一生懸命仕事をすること。そのために自分から挨拶・返事などの声を大切にしていきたい。

また、受け入れてくださった事業所の方々からも生徒たちの姿に対してお褒めの言葉を多くいただきました。

・何事にも積極的に取り組み、挨拶もしっかりできていました。特に体験は楽しそうで、覚えも早くて驚かされました。将来、お待ちしています。

・真剣に話を聞く姿が見られてよかったです。実技では真面目に取り組み、わからないときは素直にわからないと伝えてくれたことがよかったです。

・2人とも言葉遣いが大変丁寧で、お願いした業務にも落ち着いて真摯に取り組んでいました。お客様に対しても礼儀正しく、心のこもった接客でした。また、お店に遊びに来てね。

・ハキハキとした挨拶ができていました。質問が多く、積極性が感じられました。赤ちゃんを見て、「カワイイ」など、素直な言葉が出せることが素敵でした。

・挨拶がしっかりとできていました。任された仕事や掃除を丁寧に行っていました。保育士の仕事を理解しようと学ぶ姿勢が素晴らしかったです。

今回の学びを活かして、今後の生き方や進路選択へとつなげていきます。事業所の皆様、お忙しい中、職場体験学習を受け入れていただき、心から感謝いたします!