まちの大人から学ぶキャリア ~2年生職業講話~

 

昨日、各務原ロータリークラブの方や各務原市にゆかりのある方にお越しいただき、2年生を対象に職業講話を行いました。各務原ロータリークラブからお声かけをいただいて、実施した活動です。また、中学生のキャリア教育の推進のために、市内8中学校にプロジェクターも寄贈いただき、早速そのプロジェクターも活用させていただきました。

会のはじめに、各務原ロータリークラブの第63期会長の野村様からご挨拶をいただきました。「職業とは、お金儲けではなく人を幸せにすること」と職業観について教えていただきました。

続いて、幹事の星川様からロータリークラブについて簡単に説明していただきました。メンバーは地域で経営に携わっていらっしゃる方々で構成されていることや、経営者の情報交換の場であると同時に商業倫理を学ぶ場であることを教えていただきました。また、教育支援や環境保護、福祉活動など幅広い社会貢献活動に取り組まれていることも紹介していただきました。

続いて、名誉会員でもある、浅野健司各務原市長による「市長の仕事」について話していただきました。毎年市内の小中学校を訪問して子どもたちの活動の様子を参観されている市長さんですが、市長の仕事はどんな内容なのか、生徒も知る機会がありませんでしたので、具体的に説明していただきました。住みよいまちづくりのため、行政のリーダーとしてまちづくりを進めていくことが市長の仕事で、まちの計画やルール、お金の使い方などを決めたり、災害時など緊急時の指揮をとったり、市をPRしたり、市民の声を聞いたりすることを行っていると話されました。初めて知ることも多く、生徒たちは興味深く聞いていました。

後半は、生徒たちは教室で、さまざまな職業の方のお話を聞きました。医師や消防士、自衛官、警察官、県議会議員や市議会議員、看護師、寿司職人、税理士、弁護士、建築業や生花業・広告デザイン・食品販売業・介護支援事業所などを経営されている皆さんが講師を務めていただき、それぞれ3人ずつのお話を聞きました。

仕事内容、なぜその仕事を選んだのかやどうしたらその職業につけるのか、仕事の喜びや苦労、そして、中学生のうちにやっておいたほうがよいことも語っていただきました。

それぞれのお話を聞いた後に、生徒たちはさらに知りたいことを積極的に挙手をして聞いていました。

さまざまな職業の方から、じっくりとお話を聞いて、今後のキャリアや生き方を考える貴重な機会となりました。

各務原ロータリークラブの皆様、講師の皆様、本当にありがとうございました!