岐阜県の建設産業とドローンを学ぶ ~3年生総合~

 

13日(金)と今日17日(火)の2日間に分けて、3年生の生徒たちが岐阜県の建設産業とドローンについて学ぶ学習を行いました。13日は3~5組の生徒たちが、今日は1・2組と特別支援学級の生徒たちが学習しました。

岐阜県県土整備部 技術検査課の高井様、株式会社ROBOZの皆様にお越しいただき、講義や体験学習をしていただきました。

高井様からは、建設産業の仕事内容や、魅力・やりがい、今取り組まれている働き方改革などについてプレゼン資料を見せていただきながら話していただきました。私たちの身の回りには建設産業や土木の仕事によってつくられたものが多くあります。愛知県と岐阜県を結ぶ橋の建設についても取り上げながら説明していただきました。

 

「きつい」仕事というイメージのある建設産業ですが、最近では、さまざまな技術の発達により、それほど経験がなくても熟練の方と同じように作業を進めることができることなどを動画も交えて紹介していただきました。

そうした建設現場で活用されているドローンについて、ROBOZの代表取締役の石田様から実際のドローンもいくつか操作しながらお話を聞きました。高い建物も、ドローンを使えば費用も押さえて時間もそれほどかけずに測量をしたり調べたりすることができます。温度センサーもついているため、災害現場などでも活用することができるそうです。

 

また、顔を認識させることで操作するものがなくても追従するドローンや、測量現場で現在活用されている飛ばないドローンも実際に操作して見せてくださいました。

 

実際にドローンによって測定されたデータをもとにどのように活用するかも、実際の画像を見せながら説明してくださいました。

体育館では、小さなトイドローンとプログラミングドローンの、それぞれの操縦体験を行いました。

トイドローンは手のひらサイズの小さなドローンです。一人ずつ、操縦して、先にある輪の中を通して戻す体験をしました。ゲーム感覚で思いどおりに操縦できる生徒もいれば、思わぬところへ飛んで行ってしまい悪戦苦闘する生徒もいました。

 

プログラミングドローンは技術の授業でも行っているプログラミングをし、数m先の旗を回って元の場所に着地するようドローンを飛ばすことにグループで挑戦しました。仲間と相談しながら、タブレットで飛行経路を組み立てては飛ばしてみて、調整する作業を何度も繰り返しながら、規定のルートで跳ばせるように試行錯誤して取り組んでいました。

みんなでドローンの行方を見守りながら、なんとかうまく飛ばせると、「やったー!」

講座と体験学習後には、グラウンドに出てドローンによる写真撮影をしていただきました。

最後に代表生徒からお礼の言葉を伝えました。

今回の学習を、これからの進路選択や、ものごとの考え方や取り組み方などに活かしていけるとよいと思います。貴重な学習・体験をする機会となりました。お世話になった皆様、ありがとうございました!