身近な危険を知り、正しく選ぶ力を ~3年生薬物乱用防止教室~
11月13日(水)の6時間目に、3年生を対象とした「薬物乱用防止講座」を実施しました。講師には、本校の学校薬剤師・長谷川先生をお招きし、薬物の危険性や正しい知識についてお話しいただきました。
講座では、危険ドラッグをはじめ、タバコや大量のカフェインを含む清涼飲料水など、身近にも中毒性や依存性をもつ危険が潜んでいることを学びました。先生からは、一度の使用でも心身をむしばみ、人生を大きく狂わせてしまう薬物の恐ろしさについて、実例を交えながら分かりやすく説明していただきました。
また、近年問題となっているオーバードーズ(薬の過剰摂取)についても触れられ、ストレスや誤った情報などが背景にあることを知りました。薬物が脳に深刻な影響を与え、回復が難しいことも改めて理解することができました。

~生徒の感想より~
・改めて薬物の危険性を強く感じました。また、カフェインなど身近にあるものでも中毒になる危険があることを知り、どんな甘い言葉に誘われても絶対に手を出さず、迷わず断ることが大切だと思いました。
・薬物の摂取だけでなく、たとえ合法的なものであっても、自分の体に害を及ぼすようなことはしたくないと思いました。
・一度の誤った選択で、大きな影響が出てしまうことを学びました。これからは正しい知識を身につけ、正しい行動を心がけたいです。もし周りに危険ドラッグを使っている人がいたら、警察や信頼できる大人に相談し、自分も相手も守れるようにしたいです。

生徒たちは講座を通して、薬物の恐ろしさを自分事として考え、「自分と大切な人を守るために何ができるか」を真剣に見つめ直していました。