「愛のともしび事業」事前学習 ~1年生総合的な学習の時間~

 

各務原市では、東日本大震災の直後から「愛のともしび事業」を通じて、宮城県南三陸町との交流を続けてきました。各務原市医師会の後援もあり、中学生のボランティア派遣も行われてきました。現在は、現地との交流をオンラインで続けています。4年前から、震災当時副町長としてご自身も津波に飲み込まれる体験をされながら、町の復興に尽力された遠藤健治さんからZoomでお話を伺う学習を実施しています。

 

今年度は、1年生が9月25日(木)に遠藤さんのお話を聞く予定です。事前学習として、南三陸町でのボランティア経験を持つ教員が、震災の被害や復興の様子、遠藤さんの体験について紹介しました。写真や映像を交えた説明に、生徒たちは真剣に耳を傾け、熱心にメモを取る姿も見られました。

最後に、生徒たちは遠藤さんに聞きたいことや感想をまとめました。質問は事前にお届けし、当日の講話の中でお答えいただく予定です。震災を知らない世代の生徒にとって、命や防災、支援の在り方を考える貴重な時間となりました。