2年生から1年生に合唱のエール ~1・2年生合唱交流~

 

1・2年生の学級委員会が中心となって、1年生の生徒が2年生の合唱を聴いたり一緒に歌ったりして、互いの合唱に対する意識を高めるために交流を行いました。

進行は2年生の学級委員が行いました。

はじめに、2年生の学級委員がこれまでの合唱の歩みについて語りました。「私たちの合唱で大切にしていることは、『聞き手の心に響く、163人分の魂を込めた合唱』です。練習する過程や歌詞に込められた思いを考えることをとおして合唱への思いを強め、その思いを聞き手が感じられるような、心に響く合唱を学年全員でつくり上げたいと思っています。合唱をとおして仲間と同じ歌を歌い、感情を共有し、練習や話し合いなど苦労をすることは自分たちの大きな成長につながっていきます。皆さんの歌う合唱を聴けることを、私たちは楽しみに待っています。」と1年生に向けた応援のメッセージを送りました。

「明日へ」を披露しました。

1年生の生徒たちは食い入るように2年生の合唱の様子を見つめていました。

1年生の生徒たちは感想や質問のOPT(アウトプットタイム)の前に、近くの仲間と考えを交流しました。

挙手の場面では多くの生徒が自分の思いを伝えようと手を挙げていました。

「パートの重なりがあって、迫力がすごいと思いました」「姿勢よく歌っているところがよかったです」「指揮者に注目して歌えていました」など、感想を伝えていました。中には「どうやったら先輩たちのようにうまく大きな声で歌えるようになりますか?」と質問する生徒もいました。それに対して、2年生の生徒は「練習をたくさんして、この仲間とならという信頼関係があるからです。」と堂々と答えていました。

続いて、1年生の並んでいる間に2年生の生徒たちが入っていき、一緒に校歌を歌いました。1年生の学級委員が、「1年生は姿勢よく覚えてきた校歌を歌いましょう」と投げかけました。

1・2年生が声と気持ちを合わせて校歌を歌いました。1年生の生徒たちは先輩たちの合唱に対する思いに触れ、真剣に歌う姿を見聞きし、大いに刺激をうけたようです。

今回の交流をきっかけとして、1年生も2年生もそれぞれに仲間とともに創り上げる合唱に磨きをかけていってほしいと願っています。